Tuesday, December 20, 2005

 

結婚式(けっこんしき)その2

幼馴染(おさななじみ)が10年付き合った彼と結婚(けっこん)しました。
今度(こんど)の結婚式(けっこんしき)は京都(きょうと)の松尾(まつお)大社(たいしゃ)。なんとお酒(おさけ)の神様(かみさま)を祭って(まつって)ある大きな(おおきな)神社(じんじゃ)。
新郎(しんろう)新婦(しんぷ)そろって大の日本酒好き(さけずき)なのでここを選んだ(えらんだ)そう。
家族(かぞく)、親戚(しんせき)、親しい(したしい)友人(ゆうじん)35人の小さな(ちいさな)式(しき)でしたがこれまでに経験(けいけん)したことのない、結婚式(けっこんしき)でした。
式(しき)は、境内(けいだい)で屋根(やね)しかない吹きさらし(ふきさらし)の廊下(ろうか))神社(じんじゃ)の廊下(ろうか)と呼ぶ(よぶ)のかも不明(ふめい)に正座(せいざ)で座り(すわり)、30分 三々九度(さんさんくど)、横笛(よこぶえ)に合わせた(あわせた)巫女(みこ)さんの舞(まい)。
とても静寂(せいじゃく)な〔静かな・しずかな〕中(なか)で、厳か(おごそか)に式(しき)が行われまし(おこなわれまし)た。12月(がつ)にもかかわらず、雰囲気(ふんいき)に圧巻(あっかん)され寒さ(さむさ)を忘れる(わすれる)ほど(正座(せいざ)で足(あし)が痛くて(いたくて)気(き)が取られて(とられて)いたのもあるけど)生まれて(うまれて)始めて“凛と(りんと)する”というものがわかった気(き)がしました。同席(どうせき)していた友達(ともだち)それぞれが、何かスピリッチュアルなものを感じた(かんじた)ようでした。


後(あと)の披露(ひろう)宴(えん)も、本来(ほんらい)の日本(にほん)の宴(えん)で座敷(ざしき)に、お膳(おぜん)を並べて(ならべて)、お酒(おさけ)の樽(たる)を鏡開き(かがみびらき)に始まり(はじまり)
お酒(おさけ)を差(さ)しつ差され(さされ)つ、とても和やか(なごやか)な式(しき)で舞妓(まいこ)さんが登場(とうじょう)したときには皆(みな)、異様(いよう)な興奮(こうふん)状態(じょうたい)でした。




これまでの人生(じんせい)私(わたし)多分(たぶん)、30回(かい)くらい結婚式(けっこんしき)に出席(しゅっせき)しているけど、この一番(いちばん)シンプルで古く(ふるく)からある日本(にほん)のスタイルに感動(かんどう)しました。もちろん、幼馴染(おさななじみ)の結婚式(けっこんしき)だったので喜び(よろこび)もひとしおでしたが。

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