Tuesday, November 14, 2006

 

ほのぼの

昨日、朝のレッスン中に、このビルを掃除してくれているおじさんが「おはよう!これ昨日田舎で採って来たけー食べて。レモンは緑じゃけどそのままつかえるけー」とにこにこ顔で、たくさんの みかんと柿、レモンを袋一杯に持って来てくれた。
すごーく嬉しかった。早速生徒と一緒にみかんを頂いたら、小粒だけど、とっても甘くて自然の味がした。
柿はお店で買うのとはぜーんぜん甘さが違ったし、レモンは果汁がぎゅと入ってて、ジューシー。
最近、こういうコミュニケーションが減ってきた分余計に嬉しかった。
このおじさん、昔は和菓子屋さんを奥さんと営んでいらっしゃったけど、奥さんが病気になられて、店をたたまざるえなくなったとお聞きした。
夏のうだる暑さの中でも、冬の凍えるような寒いときでも、2週間に一回、外の道路わきからガレージ
階段をふきっさらしの中ぴっかぴかにしてくれる。いつも申し訳ない気持ちで、中から眺めてるけど、朝のクラスが終るときとおじさんが掃除に来てくれる時間 が重なると、冷たい飲み物や温かい飲み物を「ありがとう」といって入れて立ち話とかしてるから、思い出してくれたのか、わざわざ届けてくれた気持ちがあり がたかった。
今、12月の日本語能力試験に向けて一生懸命生徒さんたちも勉強がんばってるけど、今の時期さすがに呑気な私でも眉間にしわをよせて、険しい顔してるはず。
そんな中、久々に心温まる一件でした。
試験が終って、早くいつもどおり楽しくクラスがしたいな~。

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