Friday, June 08, 2007

 

美しい日本語

今日、私がゴッドマザーと呼んでいる大家のおば様に夕方あって立ち話をしてた。(このゴッドマザーからは立ち話、たまに話し込んで数時間になることもあるが…いつも人生の”ため”になることを教えられる)
するとゴッドマザー、「あなた~青春っていう詩知っとる?」とおもむろに質問され 「あの、サミエルウルマンのですか?」と私。
ゴ「そうそう、この前読み返してみたら、そう人生を送りたい。力が湧いてくる詩でしょう。そして、この日本語美しいでしょ~言葉が美しくて胸に響くのよ」とかばんからコピーを出してあなたに一枚あげるわと言って、その場で朗読をしてくれた。
でね、この詩がのっとる本を何冊か買ったんじゃけど、日本語訳が正直がっかりだわ~」と2冊ほど本をみせてくれた。

そう、断然最初に読んでくれた詩が胸を打つ。言葉に深みがあって読んでいる人の心にズシっと伝える言葉、文章である。
他の2冊の本は何だか言葉の使い方が最初の文と比べると薄っぺらい。

私が10代のころ父もこの詩が好きだったらしく、トイレにはってあったのだが、そのころ全く胸にも響かず、ふーんと眺めてた。

私もこういうことは理解できる年齢になったこともあるのだと思うが、日本語を教える仕事をしていて゛言葉の重み、心に伝わる言葉を使う大切さ”をその時に考えさせられて、これからもっと「気をつけなければ」と心に思った。
日ごろ、なんでもかんでも「すごい~」で片付けてしまう。
こうしてブログを書いているときも、どう表現していいか考え込んでしまうことがしばしば。

結局、翻訳をするにしても゛言葉を大切に"使わなければいけないのね。

これから、日本語に関わる仕事を続けていく上で忘れちゃいけない、大切なことを感じた日になったわ。

Webサイトでも同じ訳を見つけたので是非(もちろんオリジナルである英文も心に響きます*でもこのサイトではミススペルがある・・・)また、参考までに 他の訳のサイトもチェックしてみてください。
http://home.h03.itscom.net/abe0005/ikoi/seishunn/seishunn.htm
http://www.cocokara-network.com/Seisyun.html

この詩に書いてあるような人生を送りたいものですね。
最近前向きに、前進してはいるけど、思い通りにスムーズに物事が進まなかったり、日々の慌しさに優先順位がつけられなくて、なんとなくパワーダウン気味なんだけど
ちょっと元気をつけなきゃ!
そう思ったゴットマザーとの実のある立ち話ができた夕方のひとときでした。

ps,雑誌の編集者である、幼馴染のかちかちやまから
よく私の日本語について怒られているけど、今反省しています。
これからはもっと気をつけて日本語を勉強します。

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