Tuesday, July 10, 2007

 

金谷武洋さんと三上章さん~情熱と人の縁~

「象は鼻が長い」という本をご存知ですか?日本語教育の勉強をしている人は、お聞きになったことがあると思います。

この本は三上章さんという方が書いた本で、日本語の主語廃止論を唱えた人。

日本語を教えていて強く感じること- テキストのれんしゅうパターンには
「私は~をします。」等と主語から始まる文章だが、実際の会話で「私、あなた」を使うことはあまりない。このことについてはまた次の機会に書くことにして…

実はこの三上章氏、家族ぐるみでつきあっている幼馴染Kの大叔父さまであったのです。
子供の頃から可愛がってもらってた友達のおじいさんのお兄さまだったのです。
そんな有名な人がこんな身近な人だったとは・・・とびっくりしたのですが
ここからが、またものすごい縁で本当に人生はわくわくです!

先日8日この三上章氏のことを敬愛されているカナダ、モントリオール大学・東アジア研究所教授・金谷武洋先生が来広されました。
http://blog.goo.ne.jp/shugohairanai

以下友人Kが書いた紹介文を転記いたします。(勝手に転記してごめんね)
~~~カナダにおいて日本語教育に従事されるに当たり、従来の文法では幾多の矛盾があることに気付き、三上文法と出会うことでその正当性を評価され、『主語を抹殺した男:評伝三上章』他で、三上文法の普及に努める。~~~

金谷先生は三上章氏のお墓参りと、広島での講演会を是非とのことで今回の実現となりました。

私は、お墓参りとKの実家でのお好み焼きランチ、そして講演会とご一緒させていただいたのですが、金谷氏のお人柄、三上氏に対する情熱でつながったご縁に感動しました。

久しぶりに幼馴染とダンナのGくんにも会えたし、仲のいい友達とブレーンの一緒に日本語を教えているYさんも一緒に懇親会に参加し、色々な方をお会いすることができました。

金谷氏も奥さまも本当に温厚で人間味があり、それでいてエネルギッシュ!
色々なところで、不思議なご縁があるものですね。

金谷先生のように第一線で現場主義の先生にお会いできて、とても新鮮で刺激的でした。

何しろKは、本が出版されたことを偶然しり、そこから交流が始まったとのこと。
世界は小さい~情熱は人の縁を作るんだ~
そんなエキサイティングで楽しい一日でした。

以下、金谷先生の出版一覧です。ご興味のある方は是非ご一読を。
http://blog.goo.ne.jp/shugohairanai

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