Saturday, September 22, 2007

 

NYハンターカレッジの川島先生に会う


LAからプラス100ドルでNYまで行けるというので、やっぱりNYに行ってきました。
今回は身震いがするような"縁"を感じることが本当に多かった。
その中のお一人がHunter Colledgeで日本語とClassical Studyを教えていらっしゃる
川島敦子さん。前にもブログに書いたことがあるが、87歳現役の教授。

NY私立大学の川島さんと会う。
川島さんに Upper East Sideにある、人気のある日本料理屋さんで、美味しいおすしをご馳走になる。
レストランで待ち合わせだったけど、トルコブルーのシャツにリュックサックを
片手に颯爽と歩かれていたのがとても印象的。
凛とされていて(まさに“凛”という言葉が似合う方にこれまでお会いしたことがない)腰が低く、誰に対しても丁寧なお方。
川島さんから学ぶことが本当に多いし、人生の勉強させてもらうことがたくさん。
お話を伺うと、プライベートでもお仕事でも決して平坦な道ではなくて
ものすごく努力をされている。
川島さんと話をしていると「もう年だから…」とか「~があるから~ができない」という言い訳がどれだけ簡単か身につまされる。
はっきり言って痛い。
58歳という年で修士を始められたこともすごいし、今も現役でお仕事を(この日も6時間の授業をされて、お疲れにも関わらず、夜遅くまで一緒に食事をしました)
こういうすばらしい方とお知り合いになるだけで、とてもありがたいと思う。
川島さんは、生徒さんや若い人たちに、ご自分が経験なさったこと(少女時代の戦争体験、敵国だったアメリカに住むことになり、そこでずっとお勉強されたかった英語を習得され
日本語を教えていらっしゃる。また9.11をご経験なさったあと、平和が大切なこと
をどうしても伝えたいと・・・)熱望されている
生涯現役で、様々な人たちに伝えたいことがあると強い意志をお持ちのことを
強く感じました。
近い将来、広島で講演をすることがひとつの夢とおっしゃっていたので
私で力になれることをしようと思っています。
励みになる本なので、ぜひご一読を!

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