Friday, October 19, 2007

 

NYタクシーと夢

NYのタクシーと言えばYellow Cab。NYは都会でもフレンドリーな人が多く、みんなよく話しかけてくれる。
タクシーに乗って色んなことを話するのが楽しい。
NYからモントリオールに向かうために乗ったタクシーでは、バングラディシュ出身の運転手さん。「どこに行くのかと聞かれたので「カナダのモントリオール」というとこの運転手さんの娘さんがバイオの研究でバンクーバーの大学院で研究員として働いていて自慢の娘なんだ!と話してくれた。

よく聞いてみると、運転手さん、実はぼくバブルの時代に長年、日本の高級料亭で給仕をして

VIPが日本から来たらだいたいこの料亭に食べに来ていたそう。大使館のパーティーのケータリングも当時はたくさん仕事があったらしく、お酒の入った色んなVIPの人に仕事が終わったらカラオケに行こうと誘われて「よくカラオケに行ったもんだ」と言っていた。

バブル崩壊後、こういった方たちも出張でNYに来ることがするなくなりこの店は閉店したそう。その後タクシーの運転手さんになったそう。

私のことも色々聞かれて、NYに住んでみたい!仕事がしてみたい!というと目をキラッと輝かせて

New Yorkの生活厳しいけど、エネルギーに満ち溢れていて

努力すればなんとかなるさ・・僕を信じて!やりたいと努力したら成功できる土壌がここにはあるんだ。困難に見えてもここにはやっぱり夢があるからNYにいたいんだ。君も夢をかなえるのならがんばりなさい。と言われた。


New Yorkで話をすると どんな人でも アメリカンドリームは手に入ると

希望に満ち溢れている。

「もう年だから・・・」「この年になって・・・」「やりたいけどできない」

単なる言い訳ですわ。

そんなことを言ったら笑われる。この街では希望を持って、それに向かって努力している人があまりにもたくさんいすぎる。

それから、自分でビジネスをしている人も エグゼクティブウーマンも

博士号を2つとか持ってる人もいる。

あれを取るとこれができない。これを取るとあれができない・・・みたいな考え方が
いかにナンセンスかがわかってくる。

日本に帰る時にJFK空港に向かって乗ったミニバスの運転手さんは見た目はラッパーみたいなヒスパニックのお兄ちゃん。早朝にも関わらず
私が最後の停留所で降りる直前に、この仕事緊張の連続じゃないですか?時間に絶対間に合わせなきゃいけないから・・と聞くと慣れればなんてことはないさ。とブンブンとばして最終の停留所に到着。でっかい私のスーツケースを降ろしながら「残りものには福が来るね」と言ってウインクして去っていった。
ブルーシャトルのお兄さん、時間がかかりすぎて絶対乗らないと思っていたけど、やっぱり
今度も乗ります。あなたのサービスのお陰で・・・

Comments: Post a Comment

<< Home

This page is powered by Blogger. Isn't yours?