Sunday, October 21, 2007

 

盛りだくさん

今日は元生徒さんと、クロスを去年手伝ってもらっていた先生の結婚Partyに行ってきました。
二人ともまだ若いけどとてもしっかりしていて未来に向かってキラキラしている。
ご家族も暖かくて本当にいいPartyでした。
彼女にクロスを手伝ってもらった時は、30分くらい話をしてすぐに、もう彼女にお願いするしかない!と思ったし、生徒さんも一年で何十人と出会う中で、人間関係を続けるのは結構珍しい。彼と彼女の人柄なのよね~。年齢に関わらず、周りに空気を漂わせることができるというのは何なんだろうと考えこんでしまった。多分彼らは未来に向かって確実に前に進んでいるし、思いやりとか またこれまでに見てきた世界も違うのかもしれないけど、アグレッシブではないほんわか~として光を放っているように感じる。
何だかとってもHappyな気持ちになって帰る途中、妹が赤ちゃんが産まれるかも・・・と病院へ直行。
盛りだくさんのHappyな一日でした。

Friday, October 19, 2007

 

NYタクシーと夢

NYのタクシーと言えばYellow Cab。NYは都会でもフレンドリーな人が多く、みんなよく話しかけてくれる。
タクシーに乗って色んなことを話するのが楽しい。
NYからモントリオールに向かうために乗ったタクシーでは、バングラディシュ出身の運転手さん。「どこに行くのかと聞かれたので「カナダのモントリオール」というとこの運転手さんの娘さんがバイオの研究でバンクーバーの大学院で研究員として働いていて自慢の娘なんだ!と話してくれた。

よく聞いてみると、運転手さん、実はぼくバブルの時代に長年、日本の高級料亭で給仕をして

VIPが日本から来たらだいたいこの料亭に食べに来ていたそう。大使館のパーティーのケータリングも当時はたくさん仕事があったらしく、お酒の入った色んなVIPの人に仕事が終わったらカラオケに行こうと誘われて「よくカラオケに行ったもんだ」と言っていた。

バブル崩壊後、こういった方たちも出張でNYに来ることがするなくなりこの店は閉店したそう。その後タクシーの運転手さんになったそう。

私のことも色々聞かれて、NYに住んでみたい!仕事がしてみたい!というと目をキラッと輝かせて

New Yorkの生活厳しいけど、エネルギーに満ち溢れていて

努力すればなんとかなるさ・・僕を信じて!やりたいと努力したら成功できる土壌がここにはあるんだ。困難に見えてもここにはやっぱり夢があるからNYにいたいんだ。君も夢をかなえるのならがんばりなさい。と言われた。


New Yorkで話をすると どんな人でも アメリカンドリームは手に入ると

希望に満ち溢れている。

「もう年だから・・・」「この年になって・・・」「やりたいけどできない」

単なる言い訳ですわ。

そんなことを言ったら笑われる。この街では希望を持って、それに向かって努力している人があまりにもたくさんいすぎる。

それから、自分でビジネスをしている人も エグゼクティブウーマンも

博士号を2つとか持ってる人もいる。

あれを取るとこれができない。これを取るとあれができない・・・みたいな考え方が
いかにナンセンスかがわかってくる。

日本に帰る時にJFK空港に向かって乗ったミニバスの運転手さんは見た目はラッパーみたいなヒスパニックのお兄ちゃん。早朝にも関わらず
私が最後の停留所で降りる直前に、この仕事緊張の連続じゃないですか?時間に絶対間に合わせなきゃいけないから・・と聞くと慣れればなんてことはないさ。とブンブンとばして最終の停留所に到着。でっかい私のスーツケースを降ろしながら「残りものには福が来るね」と言ってウインクして去っていった。
ブルーシャトルのお兄さん、時間がかかりすぎて絶対乗らないと思っていたけど、やっぱり
今度も乗ります。あなたのサービスのお陰で・・・

Tuesday, October 09, 2007

 

おかげさん と ありがたい

クロスのオフィスが入っているビルの大家さん(前にも書いたけどゴッドマザーと呼んでいる)に何かあるとよく相談に乗ってもらう。今回もいろんな相談に乗ってもらったのだけど、改めて感心させられたし、生き方を学ばせていただいていると感じた。
ゴッドマザー(以下GM)はたくさんの名言を残すが印象的なのはよく「おかげさんでね~」「ありがたいことに~」と話が始まる。
やはりこういう言葉が出るということは、本当にそう思っていらっしゃるに違いないし、このGM何があっても
ものすごく前向きに進まれ、行動されている。
多分色んなことに感謝をされ、生きていらっしゃるからまあ悪い方向に行くわけがない。
今日も「やり始めると突き進むしかない」とか、「人間悪いほうに考えたらますます悪いことばっかり考えていくから、いい方向に進んでいかない。」とか 改めて聞くと なるほどなあ・・・としっかり心に留めておこうと思うことが多い。
最近、言霊とよく言われているが全くそのとおり、絶対に言霊は存在する。
同じ人生なら、上を向いて付き進んだほうがいいに決まってる!

Monday, October 08, 2007

 

風呂敷

先日東京出張に行き、友達の誕生日プレゼントを買うために むす美 という風呂敷屋さんに立ち寄った。そこでは最近の和デザインと思われるかっこいい風呂敷があり、もともとスカーフとかハンカチが大好きな私はすっかりハマってしまった。
もとはと言えば幼馴染が結婚のお返しに唐長という風呂敷をくれたのがきっかけで、あまりの光沢感と美しさに魅力を感じたのが始まり。

最近の和モダンデザインだと思っていた風呂敷の柄は実は1000年も前から続く伝統的な文様ということをお店の人から聞き私はすっかりその魅力に取りつかれてしまい結局お店の人と一時間近く話し込んでしまった。

文様にはそれぞれ意味があり、その文様のほとんどすべてが自然のものに対して思いを託した思いを文様にしたという。

典型的な「鶴と亀」の文様は元々は中国から伝わってきたときには「鳳凰と亀」だったらしいが日本では「鶴」となったらしい。
また、鯉も中国では龍でどちらとも、上昇するように上へ上へ上がるようにという思いがあると聞いた。だから鯉のぼりもそういう願いが込められているんだと。

縞々模様もただのストライプだと思ったら大間違い。縞々には末永く繁栄してきますように。どこまでも続きますようにという願いが込められているらしい。

家紋にしてもすべてそういう願いを込めてつけられている。

もうひとつ感銘を受けたのは、風呂敷一枚、文様一つ一つのデザイン。
”間のとりかた”がすばらしいとお店の方がおっしゃっていたのだけど
本当にそう。
西洋ではデザインは左右対称。でも日本では必ずしも左右対称ではない。
これは、フラワーアレンジメントといけばなの違いにもあらわれているのではないかなあ。

これからはスカーフフェチではなくて、風呂敷フェチになりそう・・・

Wednesday, October 03, 2007

 

一生懸命 いっしょうけんめい

なぜか人とコンタクトのあるときは立て続けに一日たくさんの人の出入りがある。
今日もそんな日。

みんなつくづく一生懸命前を向いてがんばっているんだなあと思うことがたくさんある。

Susanと、Cross-culture therapyのPod Castを配信するためにMeetingをオンラインでした後
以前Sheffiled大学で教えていた香港の生徒さんから連絡があり
オンラインでまたクラスをすることになった。
1ヶ月に何度も中国やアジアに出張のある忙しい人だけど、どうしても日本語の勉強を続けたいから
と・・・思い出してコンタクトしてくれるのはやっぱり嬉しい。

ペルーから来たという人が日本語を習いたいと訪問されお話を聞いてみると
子供がいるので、学校の先生や職場での会話がよくわからないので
簡単なコミュニケーションではなく、きちんと話せるようになりたいとのこと
よくよく話を聞いてみると、息子さんが学校で他の生徒に押されたときに
腕を折ってしまったとのこと。「そんなに大事ではないようだったけど息子は
学校に行きたくないと言っているんです。学校の先生の話を聞いてもよくわからないし
一体何がおこったのか話がよくわからなかったら、ちゃんと日本語を勉強したいんです。
近所の人たちも日本人ばかりなので、みんなとちゃんとコミュニケーションをしたいです。」
とおっしゃった。

フィリピンからの生徒さんもドイツ系の会社でバリバリ仕事していらっしゃるエンジニア。
単身赴任でがんばっていらっしゃるけど前にこういうことを言われてた。
「家族のためにがんばって働いているけど 時々なんのために一人でここでこんなに働いているのか
と考えるんだ…家族を呼び寄せるといっても、上の子が10歳で2年か3年くらいココに住んで帰っても
日本語を習得するほうが大変だから、ぼくがココでがんばるしかないかなあ~」と

本当に色々な人が前を向いてがんばっている。

こういう人たちのためにも 一生懸命この人たちのリクエストに答えるためにも
がんばらなきゃ。もう一度身が引き締まる思いがした一日だった。

Monday, October 01, 2007

 

プレゼンで気づいたクロスカルチャー

この週末はシェフィールド大学の試験で試験官をしていました。
試験では、筆記試験と口答試験それから聴解とあるんですが、MAコースになると
プレゼンテーションの試験があり、その試験官をしていて思ったこと。

オーディエンス(聴衆)はあくまでも私達日本人、プレゼンテーションは当然日本語でするわけですが
たとえ日本語でうまくプレゼンテーションできても、態度が大きかったり(ポケットに手を突っ込むとか、やけにのけぞっていたり、足を投げ出して座る)すると、どうもしっくりこない。じっくり向き合って話を聞こうという気がなくなることに気づいた(もちろんこれは試験なのでそういうことはないですが・・・)
日本語で日本人相手にプレゼンテーションをするときには、言葉の言い回しにしても、態度にしても、やはり謙虚さがあったほうが、すんなり入っていけるし、訴えかける力も強い。

以前、英語でのプレゼンテーションの仕方の訓練のクラスを取ったときは、アイコンタクトの仕方や自分を大きく見せ、自信を大きくもっているような大きい態度をするようにという練習をした。
そのときは、よく日本人がする手を前で組むのは自信がなさそうだから、ポケットに手を突っ込んでみたり、なるべくジェスチャーを大きく身振り手振りで訴えかけろ。と言われた。確かにそのほうが説得力があった。
でも、日本語でプレゼンをするときに、そういう態度をとられると、逆にカチンとくる。
手を前で組むのは効果的に資料がつかえないというのもあるが、日本語のときは、手持ちぶたさのときは、手を前で組むのも謙虚でいいかも。。。と思ったわ。

やはり、言葉=文化や習慣というのは切り離せないものだから、やっぱりプレゼンテーションするときにも
オーディエンスによって、プレゼンするほうはスタイルを変えたほうが絶対に成功すると思ってる。

ちなみにアイコンタクトですが、日本では、じーっと相手の目を見ると攻撃的にとられてしまうから
できれば、目の下のところから鼻の辺りまでの三角ゾーンを見ながら話したらベストだそう。
逆に、欧米では(アジアはどうなんだろう?)相手を真正面から平均で10秒くらいみるといいということ。
10秒目をあわせっぱなしって意外と長くて恥ずかしいてしってました?

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